・ネット型自動車保険で保険料を安く抑えたいけど、どんな内容にすればいいかわからない
・特約とかオプションとかありすぎてどれを選べばいいのかわからない
・補償金額もどれくらいが妥当かもわからない
ネット型自動車保険を検討される方が1番最初につまずくポイントはこの部分だと思います。
確かに保険の内容って専門用語ばかりでなかなかとっつきにくいイメージがありますよね。
今回は少しでもそんな方の手助けをできればと思い、
・最低限必要な補償内容
・最低限必要な補償金額
・必要な特約
について解説していきます。
まとめに最低限必要な補償例を記載しておきますが、補償内容についての簡単な説明と
なぜ必要なのかの根拠も含めて解説していくので、
目を通した上でまとめを見ていただけると幸いです。
最低限必要な補償内容
対人賠償
これは第三者をケガさせてしまったり死亡させてしまったりした場合の補償です。
ケガの治療費だけでなく慰謝料や事故にあわなければ得ていたと予測される逸失利益、後遺症が残れば将来の介護料などを補償します。
後遺症が残るような大きなケガや万が一にも死亡させてしまった場合は億を超えるような高額な賠償金額になります。
自身の支払い能力とケガにあわれた方のことを考えても必ず無制限にしておきましょう。
ちなみに飲酒運転の場合でも被害者救済の観点から補償されます。
だからといって飲酒運転はダメです。飲んだら乗るな。
対物賠償
これは第三者の物に対して被害を与えてしまった場合の補償です。
簡単にいうと相手のものを壊してしまった場合の補償です。
車同士であれば相手の車の修理費用、単独で建物に突っ込んだなら建物の修理費用などが対象になります。
ただ、店舗などに突っ込んでしまった場合店舗が営業できなくなるので営業できない間の休業損害についても請求されます。
また線路内で電車と接触事故を起こした場合は電車の修理費用に加えて代行輸送料なども発生するのでこちらも億を超える賠償損害に発展する可能性があります。
こちらも万が一に備えて必ず無制限にしましょう。
人身傷害
人身傷害はご自身やご家族に対するケガの補償です。
人身傷害の場合補償できる範囲を設定できるので、ご自身の経済状況や家族構成に合わせて設定する必要があります。
各社違いがありますが、よくあるのが
保険料を抑えたいなら①。
自転車になる機会がほとんどなければ②。
③に関しては補償できる保険会社は限られるかもしれませんが、普段自転車移動が多かったり自転車に乗る小さいお子さんがいる家庭であれば広げているといいかもしれません。
補償金額に関しては一般的には3000万から設定できる保険会社が多いようです。
生命保険の死亡保険を加入されている方も多いと思うので3000万でいいいのではないでしょうか。
車両保険
車両保険は自分の車を修理するための補償です。
車両保険にも補償できる範囲があります。
細かい補償範囲の違いは各社あるとは思いますが
ポイントとしては
になります。
一般条件といわれるものは自損事故も補償される
エコノミーや限定といわれるものは自損事故は補償されない
ざっくりですが違いはこんな感じです。
車両保険は車にもよりますが購入してから5年〜7年くらいであればかけていてもいいかとは思いますが、年式の古い中古車であれば必要ないのかなと思います。
車両保険があるとないでは保険料に大きな差が生まれるので安く抑えたいなら車両保険なしという選択も視野に入れましょう。
おすすめの特約
自動車保険は上記の4つの基本補償から構成されています。
この基本補償に加えて特約を付けることでカスタマイズすることができます。
その中でもおすすめの特約をまとめておきます。
対物超過修理費用補償特約
相手の車の現在の価値よりも修理金額が高くなった時にその差額を補填する特約です。
一般的には50万まで差額補償があります。
トラブルを避けるためにも必須級です。
弁護士費用特約
被害事故にあったときに使えます。
示談交渉が難航するようなややこしい事故の時にやりとりの窓口を弁護士に任せることができます。
難航している事故の対応ほどストレスのたまることはないので、必須級の特約です。
ちなみに自分が完全な加害者側いわゆる自分の過失100という状況では使えません。
個人賠償責任特約
自転車で歩行者とぶつかりケガをさせた時や、子どものボール遊びで他人の窓ガラスを割った時のような第三者のケガや物を壊したときに使えます。
火災保険や自転車保険につけることもでき、家庭内で誰か1人でもこの特約を持っていれば重ねてかける必要はほぼありませんが他の保険で持ってないのであればこちらも必須級の特約です。
ファミリーバイク特約
125cc以下の原動機付き自動車の賠償補償や搭乗者のケガの補償をしてくれる特約です。
原付に乗る人がいる家庭では必須級ですが、原付に乗らない人には必要のない特約です。
まとめ
上記の基本補償とおすすめ特約で最低限の補償を持ちつつ保険料を安く抑えたいなら
対人賠償:無制限
対物賠償:無制限
人身傷害:3000万
車両保険:なし
特 約:対物超過修理費用特約
弁護士費用特約
このような補償になってくるのではないでしょうか。
ただ人身傷害の範囲や車両保険の必要性、必要な特約はそれぞれの状況によって変わってきます。
上記した最低限の補償内容を基に自分の状況を照らし合わせ、お財布と相談しながら組み立ててもらえればと思います。
今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
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