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個人賠償責任保険は全人類が必要!?使い方のポイントと必要な理由を解説

・日常生活の中で他人を怪我させてしまった…
・他人のモノを壊してしまった…
・自分じゃなくても子どもや高齢の方が目の届かないところでやってしまった…

こんな経験はありませんか?

実はこれ、ほとんどの人が既に加入しているような保険に特約(オプション)としてついている、

個人賠償責任保険(日常生活賠償責任保険)

という保険を使って対応することができます。

なぜならこの保険は第三者への賠償を目的とした保険だからです。

個人賠償責任保険は自動車保険や火災保険のような保険の特約(オプション)でつけることができます。

普段僕が保険の営業活動をしている中で加入内容を見せていただくと、ほとんどの人が既に加入されているのですが、把握されていない方がほとんどでとてももったいなく感じます

今回の記事ではこの日常生活における他人へケガをさせてしまったり他人のモノを壊してしまった場合に使える、個人賠償責任保険(日常生活賠償責任保険)について具体例を交えて解説します。

この記事を読むと、

・なぜこの保険が必要なのか
・どういった時に使えるのか

ということが分かります。

目次

個人賠償責任保険(日常生活賠償責任特約)とは

保険会社によって名前が違うのですが、

個人賠償責任保険

もしくは

日常生活賠償責任保険

という名前の特約です。

この保険は簡単に説明すると相手にケガを負わせてしまったり、相手の所有物を壊してしまったりした場合に支払われる保険です。

この保険を使う上で最も重要なポイントは

・賠償義務がある
・故意ではない
・仕事中ではない

この3点が大前提になります。

付帯できる保険は?

個人賠償責任保険は

自動車保険
火災保険
傷害保険
自転車保険

などの保険に特約として付帯されています。

この中でも100%付帯されているのは

・賃貸向け火災保険

・自転車保険

この2つの保険に加入している人は既に個人賠償責任保険は持っているということになります。

付帯するかしないかを任意で決められるのは

自動車保険

火災保険(持家)

になります。

この2つの場合は、特約(オプション)で付帯していないか確認してみてください。.

補償金額と補償範囲と保険料

補償金額は1億円〜無制限と保険会社によって様々です。

補償できる範囲は同居の家族まで補償できます。

今ではほとんどの保険会社が示談交渉サービスといって間に入って示談交渉してくれるサービスがついています。

特約自体の保険料は月々で150円前後、年間でも2000円程度の特約です。

個人賠償責任保険が必要な理由

この保険が必要な人は億単位の流動的な資金を持っている人以外全てなんですけど、その中でも特に必要な人について解説します。

小さな子どもがいる家庭

子どもって予期せぬ行動を起こすことが本当によくあります。

本人に悪気はなくやってしまった…なんてことは日常茶飯事だと思います。

具体例として挙げると

・ボール遊びをしていて近隣の家の窓ガラスを割ってしまった
・友達の家で友達のおもちゃやゲーム機を壊してしまった
・自転車でぶつかって相手を怪我させてしまった
・お店の商品や展示品を落として壊してしまった

他にもまだまだありますが、よくありそうなものを挙げました。

マンションの2階より上に住んでいる人

なぜ2階より上に住んでいる人が対象なのかというと、

水漏れで下のフロアに住んでいる人の所有物を濡らしてしまう可能性があるからです。

1階の場合はそもそも下のフロアがないのでへ水漏れの心配がありません。

具体例として挙げると

・お風呂の蛇口を締め忘れて水浸しになってしまい、下のフロアに水漏れしてしまった
・トイレがつまってしまい、下のフロアに水漏れしてしまった

このような場合に個人賠償責任保険を使って対応できます。

ペットを飼っている人

犬や猫の場合は人との距離が近くなるシーンがよくあると思います。

・犬や猫が他人を噛んでケガさせてしまった

特に大型犬が子どもに噛み付いた場合など大怪我に発展する可能性も考えられます。

普段温厚なペットも何かの拍子に興奮して、いつもとは違う行動を取る可能性があるので備えておきたいですね。

自転車に乗る人

自治体によっては自転車保険が義務化されているところも増えてきましたが自転車保険で大事なのは個人賠償責任保険なのです。

自転車保険の構成は

・個人賠償責任保険

・自分のケガの補償

この2つから成り立っています。

この2つの中でも相手を救済するという観点から個人賠償責任保険が重要視されています。

自転車事故の場合

・自転車対自転車
・自転車対歩行者
・自転車対車

この3つが考えられますが、自転車対歩行者となった場合歩行者側は大ケガをする可能性が高くなります。

最近は電動自転車も主流になり昔に比べると自転車自体の重量が増えているので、大ケガだけで済まず後遺症が残ってしまう…なんてこともあります。

実際自転車対歩行者の事故で1億円近い賠償命令が下った事例もあります。

自転車になる人は車の任意保険と同じくらいの意識で個人賠償責任保険を重要視してください。

まとめ

上記では特に必要な人について具体例と合わせて解説しましたが、それ以外の人は必要ないかというとそういうわけではありません。

日常生活を送る中で不注意で他人のモノを壊してしまうなんてことは大人でもありますよね。

百貨店でリュックを背負った人が陳列されている食器にリュックが引っかかってしまい結構な数の食器を割っているのを見かけたこともあります。.

年間の保険料も補償できる内容の割には破格の保険料ですしコスパはとてもいい保険だと思います。

ただ、色んな保険に付帯できる分、重複している契約はたくさん見かけます。 ‘

2つ付帯しているからといって二重取りできる保険ではないので、複数付帯する必要はありません。

たかが年間2000円以内の保険料とはいえ無駄に払う必要はありません。

もし重複しているようであれば不必要な部分は解約することをお勧めします。

一度自分の契約に付帯されていないか確認してみてはどうでしょうか?

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