楽天ショッピングや楽天カードでお馴染みの楽天。
最近は楽天の保険なんかも耳にすることが増えてきたのではないでしょうか。
楽天保険には楽天生命と楽天損保があり、生命保険と損害保険両方の分野を取り扱っています。
今回は現在加入中の損害保険
・自動車保険
・火災保険
この2つを楽天損保と比較してみました。
この記事を読むと、
・楽天ポイントの還元率は?
・代理店型損保から楽天損保に切り替えると安くなるの?
・楽天損保で気をつけるべきポイントは?
この3つがわかります。
楽天損保のポイント還元率は?
楽天損保のポイント還元率は1%となっています。
ただし火災保険の場合は地震保険部分の保険料にはポイント加算はありませんので見た目の金額よりもポイント還元率は少なくなります。
また、支払い方法を楽天カードにすることで更に1%追加されるので合計2%のポイント還元を受けることができます。
例えば年間保険料50,000円の自動車保険を楽天カードで支払った場合の付与ポイントは
50,000×2%=1,000ポイント
となります。
自動車保険を楽天で試算してみた!
現在加入の自動車保険
現在自動車保険はAIGで加入しています。
一応AIGで加入している理由を書いておくと、ケガの補償の範囲が幅広く、自転車で転んだ時のケガや駅構内で転んだ時のケガ、万が一ひき逃げにあってしまった時のケガまで補償してくれる点が小さい子どものいる我が家としては必要な補償だったからです。
しかも通院治療から補償してくれるのです。
加えて、お客さまにご案内する上で自分自身が契約していないとおすすめできない点です。
と、このような理由でAIGを選んでいるのですが、そんなAIGの自動車保険料は
年間保険料 87,240円
補償内容は別記事で紹介している最低限の補償にいくつか特約をプラスしています。
最低限の補償については割愛するので気になる方は別記事をご参照ください。
特約とその他の条件は
特約
・日常生活賠償
・弁護士費用特約
・ファミリーバイク特約
その他の条件
運転者の範囲・・・本人・配偶者限定
運転者年齢条件・・30歳以上
使用用途・・・・・日常・レジャー
免許証・・・・・・ブルー
等級・・・・・・・15等級 事故有期間0年
となっております。
楽天で試算
今加入のものと全く同じ内容にはなりませんでしたが、ほぼ同じ内容で楽天損保の自動車保険で試算してみた結果…
年間保険料 50,450円
ここから更に2%の楽天ポイントが1,009ポイント付与されるので(楽天カード支払いと想定)
実質の年間保険料は 49,441円
となります。
現在加入中の自動車保険と比べると
AIG 87,240円
楽天 49,441円
保険料の差は年間で37,799円で楽天の方が安い結果となりました。(ポイント還元加味)
ちなみにAIGのメリットで述べたケガの補償範囲は少し狭まっています。(自転車等ケガの通院治療など)
自動車保険のお金は車に乗る限りは毎年必要になってきます。
もしこの先20年間自動車保険に加入し続けた場合、単純計算で
37,799円×20年=755,980円
これだけの差が発生するということになります。
保険会社の料率改定や車の買い替えなどによって変動はありますが、これだけの保険料差は無視できませんよね。
火災保険を楽天で試算してみた!
現在加入の火災保険
火災保険は現在は三井住友海上にて加入しています。
三井住友海上で加入している理由は、家財の補償の幅広さにあります。
通常家財は建物の中にあるものを指すのですが、三井住友海上の場合は敷地内であれば家財とみなしてくれるので通常補償されない自転車や原付(125cc以下)までも補償してくれます。
最近で言えば宅配便の置き配の盗難なども補償してくれます。
そんな三井住友海上の火災保険の保険料は
年間保険料 10,320円
我が家は鉄筋コンクリートのマンションなので保険料は比較的安く済んでいると思います。
火災保険では特に特約はつけておらず、マンションの中層階なので水災の補償はなしにしています。
地震保険は建物のみ付けています。
楽天で試算
火災保険も同じく現在と全く同じ内容にはなりませんでしたが、ほぼ同等の内容で試算してみました。
その結果…
年間保険料 10,770円
<内訳>
火災保険部分 7,060円
地震保険部分 3,710円
ここから更に2%の楽天ポイント還元があるのですが、地震保険料部分には適用されないみたいなのでポイント還元は141ポイント。(楽天カード支払いと想定)
ポイント還元分を差し引くと
実質の年間保険料は 10,629円
となりました。
現在加入中のものと比べると
三井住友海上 10,320円
楽天 10,629円
保険料の差は年間で309円で現在加入中の三井住友海上の方が安いという結果になりました。(ポイント還元加味)
保険料の差はおそらく加入時期の差であると思います。
火災保険は2021年1月に値上げがありましたが、我が家の火災保険は値上げより以前に加入しています。
今の時期に加入するという条件を揃えると楽天の方が安くなる可能性はあるかもしれませんが、わざわざ安い時期に入った保険を手放すつもりはありません。
また、楽天の火災保険は家財の補償範囲が建物の中のみになるので三井住友海上に比べて補償も少し弱くなってしまいます。
火災保険は現在の三井住友海上に軍配が上がりました。
保険料に差が出る理由
自動車保険の場合
楽天損保の自動車保険はネットからの申込の場合25%安くなります。
また走行距離によっても割引があるようで、たくさんの距離を走る人に比べて少ない距離しか走らない人の方が保険料は安くなるようです。
火災保険の場合
火災保険はやはり数年前に加入した契約の方が安い傾向にあるようです。
しかし今から新しく加入を検討するのであれば、
ネットからの申し込みの場合10%割引やハザードマップに基づいた水災リスクの保険料設定もあるので保険料を抑えることはできるかもしれません。
ただし注意しないといけない点として、
築年数が20年を超えていると長期契約ができず1年契約しかできない
という条件があるのであらかじめご自身の物件の築年数を確認することをお勧めします。
楽天損保と比較した結果
比較する前は正直、自動車保険も火災保険も両方とも安くなるんだろうなあと思っていたのですが、少し意外な結果でした。
自動車保険は楽天損保の方が37,799円安い。
火災保険は楽天損保の方が309円高い。
両方合わせて比較すると楽天損保の方が37,490円安い。
このような結果になりました!
自動車保険に関しては次の更新時に切り替えを検討して年間のコストを削減した方がいいという結果になりました。
火災保険は長期契約の途中なので数年後の満期時に相見積もりして検討でいいでしょう。
今回は楽天で試算してみましたが、自動車保険も火災保険も掛け捨てになるので少しでも安い保険会社を見つけて無駄なコストを省いていけるといいですね。